武者とは、錦絵ともよばれ、和紙に日本の物語の1シーンを描きます。古くから現在に至るまで、青森県矢根守八幡宮のお祭りで山車に使われており、サイズは、縦幅1530mm×横幅1130mmの非常に大きな作品です。色もねぶた色という独特の色を使い、色彩豊かに、裏側から灯篭で灯したその姿は、お祭りをよりいっそう盛り上げるとともに、華を持たせます。見る人の目に強烈な印象を残し、メインを飾るに十分な迫力があります。

武者の特徴のひとつとして、ろうで描くことにより後ろから光を当てると絵が浮き出てくるような感じを受けます。
作者のオリジナリティーが強く、同じものがひとつとありません。
作品は1つ1つオリジナルで作成します。希望のサイズで作成することができます。
全体のバランスを考え下絵を描いていきます。
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実際に使われる用途や飾る場所によって描く位置が変わってきますので考えながら書いています。
下絵を基に墨で線を描いていきます。
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筆がぶれないよう最新の注意を払っています。ここが一番集中します。失敗は出来ない部分です。
墨の上をろうで型どっていきます。
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色の侵食を防いだり、武者の特徴でもある裏から光を当てたときに浮き出るように見えるのはこの工程を行うからです。
ろうで形をとった後、中に色を入れる。
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ねぶた色という特殊な色を使用しています。光の透け方なども考えながら塗っていきます。
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